モノクロの世界に色をつける君へ

作者白染恋雪

俺の前の席に座る犬見まりもは、クラスメイトには秘密だが、今を時めく神絵師だ。彼女の描くイラストはいつも笑顔で、前向きな気持ちにさせてくれるものばかりだが、『絵を描くのが楽しくなくなったら辞める』と、今まで積み上げてきたものをあっさり捨てるような発言をする彼女に、俺は不安も覚えていた。
一方、俺にも…