事故で意識不明の椿というイケメンが、看護師の麻美の夢の中に現れる。そこから、二人は自由にエロチックに戯れるようになる。そして、麻美に告げるのだ。自分は何者かに命を狙われていると。
麻美は眠り続ける椿を目覚めさせようとして、彼と性行為を試みる。

 物語全体のあらすじ





 主人公の麻美の初恋の人の椿が事故によって一ヶ月間、ずっと眠り続けていた。いつ目覚めるのか医師にも分からない。

 しかし、ある夜、夢の中に椿が現われてエロチックな行為に及ぶようになる。麻美は夢を見ているのだと思っていた。

 だが、実は、椿の生霊が夢の中に入り込み、麻美が眠っている間、自分がやりたい事をしていたのだ。 二人は相思相愛だった。

 生霊となった椿は、麻美とセクシーなひと時を過ごす。しかし、生身の身体は眠り姫のような状態が続いていた。 

 椿が昏睡状態のまま自宅に移ると知った麻美は、彼の専属看護師となり、椿の祖父の屋敷で暮らすようになる。

 すると、椿の生霊は麻美が起きている時でも話せるようになる。椿が打ち明ける。

『この屋敷の誰かが自分を殺そうとしている』

 犯人を見つける為にも早く意識を取り戻したい。

 椿は、麻美に触れられて性的な興奮を感じる事で魂が目覚めると確信していた。

 どうか、生身の自分とセックスしてくれと懇願する。

 しかし、昏睡状態の椿と性交する事など不可能だった。椿の身体(股間)は反応してくれない。

 哀しい気持ちで麻美が顔を覗き込んでキスすると、不意に椿の魂が麻美の身体と重なった。

 キスをきっかけにして椿が憑依して麻美の身体は彼の意志で動くようにる。

 身体を乗っ取られて椿に翻弄される麻美。

 ある時、椿の意志で動く指で愛撫されて麻美が快感の絶頂に達すると、椿の魂は発射するように飛び出して元の身体に戻っていった。戻った弾みで昏睡状態がポンッと解けたのだ。

 しかし、困った事に、椿の寝室は火の海。椿は絶体絶命の状態だった。それでも、何とか椿は炎の中から逃げ出す。

 その頃、麻美は椿の叔父に窃盗や放火の罪を被せられて警察に取り調べられていた。

 警察も麻美も椿が死んだと思っていたのだ。

 寝たきりの椿を焼き殺そうとした犯人が誰なのか分からない。

『オレは生きています』

 後日、椿は麻美の無実を警察に告げたことによって麻美は釈放される。

 椿は目を覚ました。ようやく、普通の状態で麻美と椿はセックスをする事が出来るようになる。

 しかし、まだまだ安心は出来ない。椿の命を狙う犯人は誰なのだろう。

 この頃から、麻美以外に琴音という女子大生が犯人を捜し始めるようになる。

 琴音は椿の婚約者なのだが、互いに恋愛感情はない。

 天才肌の琴音の協力のおかげで、椿を付け狙う犯人が誰なのか、ようやく突き止める事が出来た。そして、椿と麻美は晴れて恋人同士として愛し合う生活を手に入れる。