現代の日本にいたユキは突然古代の世界に入り込んでしまった。そこでその国の王女ネフィーテと出会い、ユキは兵士として生活していく。多くの出会いと別れ、様々な経験をしてユキは大人になってゆく。ネフィーテと禁断の恋に落ち、ユキはなにを成し遂げ、なにをするのか……。


物語全体のあらすじ


 日本で生活していたユキは日々を何処か満ち足りない思いで過ごしていた。

 体験学習ということで学年全体で古代史の博物館へ行く。古代の街を再現したスペースを歩いていると角張った石畳につまずきこける。その先は人1人が通れるくらいの不思議な穴が開いていた。ユキはその穴に入りどんどん下へ転がってゆく。


 たどり着いた先は何処かの洞窟だった。先に進むと出口があり、そこには見たこともないような服を着た人々が騒いでいた。そこは古代の世界だった。


 武器を持つ兵士に追われて逃げこんだ先にこの国の王女がいて、保護される。街に出て手伝いをしていたが兵士に取り立てられる。

 戦に行き、そこで仲良くなった兵士が敵国の兵士に殺されるのを間近で見てこの世界の現実に気づく。


 戦い方を学び、知識をつけ、ユキは成長していく。王女に身体の関係を誘惑されるがまだ決断できずにいる。

 

 敵国にさらわれたり、戦に出たり、人助けをしたり、様々なことを経験していく。大きなきっかけがあり、ユキは決意し愛し合うようになる。

 功績が称えられユキは上官へ昇格し、重要な任務なども任されるようになる。


 大怪我を負い、命の危機が迫りくることもあれば悲しい別れがあり、部下の恋を見守ることもある。また自らも恋をする。


 多くの人との出会い、別れ、喪失、多くのことを経験し、王女との愛を育み偉大な人物へと成長していく…。