最凶魔王に溺愛される悪役令嬢はラスボスになる前に全力で国を愛す

作者五徳ゆう

魔法王国クラウンハーツの次期後継者、ローゼット・クランクは
転んだはずみに自分の前世の記憶を取り戻す。
王女としての自分ではなく、恋人なし金なしのアラサー干物女子として
乙女ゲーム、ロマンスハーツをプレイする自分の姿に衝撃を受ける。
そして何よりのそのゲームの中で自分はゆくゆくは魔王に見出されラス…

魔法王国クラウンハーツの次期後継者、ローゼット・クランクは

転んだはずみに自分の前世の記憶を取り戻す。

王女としての自分ではなく、恋人なし金なしのアラサー干物女子として

乙女ゲーム、ロマンスハーツをプレイする自分の姿に衝撃を受ける。

そして何よりのそのゲームの中で自分はゆくゆくは魔王に見出されラスボスとして主人公たちの前に立ちはだかり、殺される運命あるのだ。

一度はその運命に頭を抱えるローゼットだったが転んでもただでは起きない性格によりその運命に争うことを決める。

攻略キャラクターたちを良好な関係を築きながらも、魔王との婚約破棄を目指すローゼット。

ついに成人の日を迎えるが、肝心の魔王の一行が襲われているとの報告を受ける。

ゲーム上ではこのままでは国の一部が破壊されてしまうため、助けに行くローゼット。むしろここでおてんばぶりを発揮すれば幻滅され婚約破棄になるのではないかと考え、敵対勢力に無双し退ける。

しかし、逆に魔王グリムに気に入られてしまい、溺愛されることになる。