【魔法のiらんどコミックシナリオ大賞】婚約者が記憶喪失になりまして。

作者桜瀬 亜夢

※この作品は、小説『婚約者が記憶喪失になりまして。』のコミックシナリオです。
https://maho.jp/works/16743963567766433522 



【物語全体のあらすじ】



主人公の里紗は、三年間付き合い、婚約まで交わしていた亜哉のことを心から尊敬し、愛していた。高身長・高学歴・高収入をまったく鼻にかけず、三年経った今でも何一つ変わらず愛してくれる亜哉のそばにずっといたい、そう思っていた。



けれどある日、亜哉はトラックに轢かれそうになった小学生をかばい、自身が被害を被ると同時に意識を失った。そして一週間眠り続け、ようやく目を覚ます。亜哉にとって何よりも大切だったはずの、婚約者である里紗の記憶だけを……きれいに失って。



目を覚ました亜哉が突然他人になってしまったことを里紗は心の底から悲しむものの、もう一度記憶を取り戻してもらおうと奮起する。けれどそこへ現れたのは亜哉の元恋人の朱音だった。彼女は亜哉が婚約者の記憶を失ったことをいい理由に再びヨリを戻そうと考え、ことごとくニ人の間に亀裂を生んでいく。



里紗は幼少期に事故で両親を亡くしてからというもの、ずっと孤独を抱えて生きていた。里紗を引き取ってくれた母の妹家族とはうまくいかず、頼れるのは自分だけだと殻にこもったまま大人になったため、最初は亜哉を受け入れることさえ困難だった。



けれど彼の猛烈なアタックの末、里紗が折れる形で恋人になり、そして亜哉の寵愛を一心に受け続け、少しずつ人に愛されることの喜びを知り、また誰かを愛するということを学んでいった。そんな彼女にとって、亜哉はただの恋人という肩書きでおさまる存在ではない。それ故に亜哉がいくら自分のことを忘れてしまおうと、朱音と一緒にいようと、ひどい仕打ちを受けようと簡単に別れられることもできず、苦しみ、もがき、何度も心を折られながらも不器用に前に進んでいくのであった。



ただただ、いつか亜哉の記憶が戻ると信じて──。





※この作品は、小説『婚約者が記憶喪失になりまして。』をシナリオ化したものです。

https://maho.jp/works/16743963567766433522