場所は仏国。ルイ十三世が治めた時代。
田舎町に住む少女リアンは、一年前に「国王陛下に仕える銃士隊に入る!」と言って旅立って以来、音信不通になったいる兄のダルタニャンを探して、王都・巴里にやってくる。

銃士隊の本部を訪ねたリアンはダルタニャンの行方を尋ねるが「ダルタニャンは死んだ」と告げられショッ…

物語全体のあらすじ


場所は仏国。ルイ十三世が治めた時代。

田舎町に住む少女リアンは、一年前に「国王陛下に仕える銃士隊に入る!」と言って旅立って以来、音信不通になったいる兄のダルタニャンを探して、王都・巴里にやってくる。


銃士隊の本部を訪ねたリアンはダルタニャンの行方を尋ねるが「ダルタニャンは死んだ」と告げられショックを受ける。

リアンは兄の死を信じずにダルタニャンの行方を探し始めるが、その道すがらで、兄の悪口を口にした三人の男達に決闘を申し込む。

男達の名前は、アトス、アラミス、ポルトス。

銃士隊の中でも極めて優秀で『三銃士』と渾名される高名な銃士達だった。

決闘の場所にやってきた三銃士は困惑する。

我ら三銃士を相手に同時に決闘を申し込むなんて、まるでダルタニャンのようじゃないか、と。驚いたことに、リアンの兄・ダルタニャンも一年前の王都に来たその日に、三銃士と決闘していたのだった。そして、ダルタニャンと三銃士は友になっていた。

そんなこととは知らずにリアンは、三銃士と決闘を始めるが、そこに乱入してきた銃士隊のライバル・護衛士隊と乱闘になる。リアンは三銃士と協力して護衛士達を撃退する内に、お互いの素性を理解し合い、ダルタニャンの妹と友人として打ち解ける。


リアンは、三銃士からダルタニャンは生きており、ある事件の捜査で犯罪組織に潜入中であると聞かされて安堵するが、偶然の事故によりその事件に巻き込まれてしまう。

やがてリアンは、兄と再会を果たし、三銃士と協力して事件を解決する。そして、その過程で銃士に憧れを抱くようになる。

リアンは銃士隊への入隊を希望して却下されるが、アラミスの計らいで彼の従者として銃士見習い相当の身分を得て、銃士隊の一員となる。

リアンは兄、そして三銃士と共に銃士隊として様々な事件を解決していく一方で、哀しい生い立ちに孤独を抱えながらも高潔に生きるアラミスに心惹かれて恋に落ちていく。

二人の間で恋が少しずつ育まれていく中、三銃士とリアン、ダルタニャンは、王妃アンヌと宰相リシュリュー枢機卿の争いに巻き込まれていく。

リアン達は、王妃と他国の貴族であるバッキンガム公爵の密通の証拠となるダイヤの首飾りを回収するために、決死の秘密任務を請け負うことになる。


これは、後に『三銃士の妹』と呼ばれることになる少女の恋と冒険の物語である。