小学4年生の坂口樹奈は、母子家庭の女の子。ある日突然魔界に転移してしまう。そこで魔獣に襲われるが、駆け付けた4人の魔族に助けられる。そして、以前母もこの世界に来ていたこと、自分が魔王の娘『魔王女』であったことを知る。すぐ戻る方法は分からないとのことで、とりあえずは魔王の城で過ごすことになる。
魔族…

物語全体のあらすじ


小学4年生の坂口樹奈は、母子家庭の女の子。ある日突然魔界に転移してしまう。そこで魔獣に襲われるが、駆け付けた4人の魔族に助けられる。そして、以前母もこの世界に来ていたこと、自分が魔王の娘『魔王女』であったことを知る。すぐ戻る方法は分からないとのことで、とりあえずは魔王の城で過ごすことになる。

魔族たちは魔界に溢れる魔の力を使って、戦ったり癒したり変化したり幸せな夢を見せたりすることが出来た。

ジュナは、双子のメイドのアーニャとターニャにお世話してもらったり、王の側近であるレイシア、オスヴィン、アルノート、ロゼクに護衛してもらったりと、異世界でありながら快適に暮らすことが出来た。

レイシアは忠実に仕えてくれたし、ロゼクは心細い想いをしていたジュナの兄役を買って出てくれた。

現在の魔界は人間界とも平和な関係を築いているようで、ジュナは人間の王エルマールにも歓迎される。

オスヴィンとは最初少し距離があったが、思ったことを躊躇わず口にしたら気に入られたようで打ち解けることが出来た。

おしゃべり好きなアーニャとターニャはクラスの女の子たちみたいで、元の世界であまり上手くいっていなかったジュナは少しだけ尻込みしてしまう。でも勇気を出して話してみたら仲良くなることが出来た。

アルノートはジュナに対して少し刺々しい態度だったが、オスヴィンとアーニャとターニャと過ごしたことで、ジュナはアルノートにも素直な言葉を向けられるようになる。そして一緒に王に捧げるお守りを作ったら、2人の距離が縮まった。

こうして魔族たちと楽しい日々を送っていたジュナだったが、エルマールに「淋しそうだね」と言われて驚く。否定は出来なかった。

ジュナは側近たちに頼んで、母が魔界で過ごしていた場所を回る。そこで話を聞くと有り有りと母の姿を思い描くことが出来た。ジュナの母に「会いてえなあ」と零したオスヴィンの言葉に同意し、ジュナは涙を流す。それを見たレイシアは覚悟を決め、ジュナを元の世界に帰すために全力で舵を切ることにする。