松山正一はADHDー注意欠如多動性障害ーを持ち、人が当たり前にできることができない生き辛さを抱えていた。

その嵐の夜の日も、書類の簡単な不手際に気づくことができず、深夜近くまで残業をして、土砂降りの中帰路についていた。

その途中、河川敷で川を見つめる一人の女性を発見する。ただならぬ様子を見かね…

世に従へば、身苦し。従はねば、狂せるに似たり。

ー『方丈記』鴨長明