不登校で引きこもりの中学生、マキ。
”死にたい”とずっと考えていた。
そんなマキが出会ったのは、自分の心を表したような歌だった。

「もうすこし、この人の歌が聴きたい。」

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横断歩道。

赤く染まるライトを横目に、車が行き交う姿を虚ろに眺めていた。





「(このまま数歩前に進めば、わたしは死ねるかもしれない。)」





何日も、何度も、そう頭の中で繰り返し考えていた。

でも結局、実行できた日は一度も無かった。






”死にたい”






そう思っているはずなのに、わたしの足は動かなかった。