「表現至上主義」の恋人のせいで表現者を心の底で羨み蔑んでいた小幹らむ(27)は、入院する病棟で、尊敬する大作家の畠中豪(56)に出会い、背中を押されて小説を書き始める。「君の今持つ全てを書きなさい」、そう言われてらむは自分の痛みを全てつぎ込んで書いて見せるが、畠中の反応は壮絶なものであったのだーーー