ある化学者(ケミスト)転生〜無能錬金術師と罵られ、辞めろと言うから辞めたのに、今更戻れはもう遅い。記憶を駆使した錬成品は、規格外の良品です〜

作者黄舞

「嫌なら辞めろ。ただし、お前みたいな無能を使ってくれるところなんて他にない」

 何回聞いたか分からないその言葉を聞いた俺の心は、ある日ポッキリ折れてしまった。

「分かりました。辞めます」

 そう言って文字通り育ててもらった最大手ギルドを辞めた俺に、突然前世の記憶が襲う。
 前世の俺は異世界で…