君は、秘密のキスから

作者七瀬 月

叶わなかった、未完成の恋に捧ぐ



誰よりも大切な女の子が


誰よりも大切な親友と恋に堕ちた


それを俺は、一番近くで見てた




「俺ができるのはキスまで」


「先生、その恋にサヨナラしようよ」




初めて本気で好きになった人には


もうずっと前から心に決めた人がいた


私は、この恋を捨てられなかった





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叶わなかった 未完成の恋に捧ぐ