籠の中の君はいつも綺麗な顔で笑っていた

作者じゆん

財閥の屋敷で働きだした新人メイド。

「私たちが足を踏み入れて良い場所はここまでです。それ以外は一部の許された者しか出入りができませんので絶対に入らないように」

うっかり入ってしまったその場所で出会ったのは花が好きな優しい青年だった。




国内きっての大富豪、黒馬財閥。

その黒馬が所有する屋敷で住み込み使用人として働くこととなる三加茂碧。



入ることを禁じられた場所に迷い込み、そこで青年と出会う。優しく微笑む彼に碧は惹かれていくが、少しずつ明らかになっていく財閥の闇。



その人は名門家系という檻に閉じ込められた悲しい人だった。




これは心優しい青年と新人メイドの悲しい恋の物語





*



三加茂みかも あおい…黒馬財閥のメイドとして働き始めたばかり。明るさと一生懸命さが取り柄。



陽斗はると…入ることを禁じられた部屋に住む。植物好きの柔和な美青年。



黒馬くろば麗斗れいと…黒馬財閥の御曹司



小賀根こがね…上級使用人。無口で冷静沈着。



大鴻おおこう…碧の教育係。