白き若木、甘くからまる荒い蔦

作者文野さと

有名な軍人の家名ゆえに、リンカは自分をお飾りにしようとする家に反発を覚えていた。
軍は美しいリンカをただの広告塔だと思っているのだ。
そして彼女につけられた、下士官、デューカート。
彼は粗雑な態度の陰で、常にリンカを守っていた。
自分の育てた隊から遠ざけられ、崩れ落ちたリンカ。
彼女を支えるその腕…