桜が赤く染まることがある。
内戦の夜分になると必ず染まるのだ。
戦士の肉眼にも赤く光っている。
戦争が酷くなるなか、
久坂の刀が赤く染まる事を目の前に、大切な恋人の結月は身体中から滴るむせ変えるような血液を感じていた。
けれど、久坂は般若の様な表情を崩さない。ただ攘夷の為ならばなんでもしよう。