本棚の隙間から出てきたフォトアルバム。
ある一枚の写真で手を止める。
それは、あまりにも痛い思い出だった。

あんなことしなければ、わたしたちは今も親友でいられた?

 あんなことしなければ、わたしたちは今も親友でいられた?

 でも、わたしはあの想いを隠し通すことができた?


 結局、どう足掻いてもこうなる運命だったとしか思えない。

 一度灯ってしまった恋心は、簡単には消えてくれなかったから。