■ストーリー概要および物語の設定



女子大生の雪深は京都鴨川デルタで、変なイケメン外国人(アル)と遭遇。


ふたりの前世、実は織田信長(アル)と弟勘十郎(雪深)だった。信長は弟の暗殺を、生まれ変わっても後悔していた。

雪深には、まったく前世の記憶がない。

それなのに、アルは突然のプロポーズ。すると、前世の人格が覚醒して450年ぶりに、兄弟は対じする。

前世にとらわれているアルは、現世で弟である雪深をしあわせにしたいというが、弟は拒絶する。人格が入れ替わっている間、雪深にはまったく記憶がない。


アルは弟に拒絶されても、雪深のことをあきらめない。しかし、事情がわかった雪深に、アルが欲しいのは恋人ではなく家族だといいあてられ、兄妹のように接するようになる。

しかし、兄妹のように仲がよくなればなるほど、ふたりの心の距離はドンドン近づく。前世の人格ではなく、現世の人格をお互いがもとめるようになり、ついに思いが通じ合う。


しかし、前世の記憶があるものは、ふたり以外にも。信長に恨みをもつ何者かが、ふたりの仲を引き裂き、離れ離れに。

ふたりは、前世のしがらみを乗り越え真の恋人同士になれるのか。



元小説の作品URL

「洛中はきょうも転生びより~恋と前世とハンドメイド」

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