桜庭先生と、恋したがりの妖たち

作者夏川珠々

桜庭鹿乃は社会人一年目の新任教師。容姿も能力もごくごく平凡な鹿乃だったが、一つだけ他人には言えない異質な能力をもっていて…ーー。





「先生、運命って信じますか?」




ふさふさの耳に、


ふさふさの尻尾。




「授業に関係のない発言は控えてください。」




笑うとできる目尻の皺に…


童顔に似合わぬ、泣きぼくろ。




「じゃあ、いつならちゃんと聞いてくれるんですか?」




ーーそんなキミを…




「少なくとも、今じゃありません。」




私はずっと前から、知っている…?




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