●ストーリー概要および物語の設定

 2020年9月25日東京。幼馴染みの加藤満知琉と帰宅途中だった北村伊吹は、白い着物姿の子供に手招きされ、〈2023年3月20日東都〉という場所で目を覚ました。

 そこで出会った一ノ瀬飛鳥と、〈2024年東京〉から〈46年のこの世界〉に来た女性の孫娘陵六花は、この世界は伊吹がいた世界と、似て非なる世界だと告げる。

 さらに、〈怪異〉と総称される人間に害をなす存在がいること、六花と飛鳥がそれらを祓う術師であること、別世界から来た自分たちは〈彼岸の者〉と呼ばれていることを知る。

 元の世界に戻る方法を探す中、伊吹は元の世界にいるはずの満知琉と再会する。

 満知琉を救いたいと望んだ伊吹は、白い着物姿の子供から、向こう側から来た剣を渡される。

 しかし、満知琉は怪異に魂を奪われ、眠り続けることになってしまう。

 満知琉を救い、二人で元の世界に戻るため、伊吹は術師となることを決める。

 怪異と、絡み合った人間関係。いくつもの戦いで傷つきながらも、彼らは前に進み続ける。

 やがてその道の先は、似て非なる二つの世界の根幹へと繋がっていく。