王子殿下……私、あなたを暗殺するはずだったのですが!?

作者春登あき

アモフォス王国のとある町に住む少女ルシンダ・リーリエは、1年ほど前に父を亡くしてから、一人でなんとか家業の薬屋を続けていた。
しかし、お人好しすぎる父が作った多額の借金のせいで、ついに店兼家を剥奪されてしまう。薬屋の再興を誓い、そのためにとにかくお金を稼ごうとするルシンダは、いつしか金に目がないが…

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■ストーリー概要および物語の設定


 アモフォス王国のとある町に住む少女ルシンダ・リーリエは、1年ほど前に父を亡くしてから、一人でなんとか家業の薬屋を続けていた。

 しかし、お人好しすぎる父が作った多額の借金のせいで、ついに店兼家を奪われてしまう。薬屋の再興を誓い、そのためにとにかくお金を稼ごうとするルシンダは、いつしか金に目がないがめつい少女となっていた。


 薬師としての腕を生かして、貴族や金持ちから秘密の依頼を受けては金を稼いでいた彼女に、ある日怪しげな依頼人が接触してくる。

 彼の依頼は、暗殺のための毒薬調合。高額の報酬に釣られてしまったルシンダだが、人を治すための薬学の知識を悪用することへの葛藤が消えない。


 そんな時、カフェで異国の商人が倒れた場面に遭遇し、解毒薬をその場で調合して彼を救う。

 しかしその人こそが、ルシンダの毒薬で暗殺される予定だったアモフォス王国の第二王子だったのだ。


 命を救ったことがきっかけで、第二王子クライヴの専属薬師になるルシンダ。王子との旅の中で、金の匂いに釣られて度々事件の渦中に迷い込みつつ、薬師の知識を生かして人々を助ける。

 同時に、王子たちにまつわる重大な事件を解き明かしてゆくことになる。