ストーリー概要および物語の設定


 病で命を落としたサキは、前世でプレイしていた乙女ゲームの悪役令嬢に転生…ではなく、ヒロインのアザレアに転生していた。

 よくある転生モノでの破滅フラグはヒロインにあるため、自分の立場に危機感を抱くアザレア。

 攻略対象者の一人である暗殺者・エルを味方につけるも、残る三人の攻略対象者は本編開始前の時点で既に悪役令嬢・ウィスタリアに惹かれている状態だった。

 ウィスタリアも転生者だと判明し、アザレアは破滅フラグを回避するため、ウィスタリアたちに関わらないよう奮闘するも、千年に一人、神から選ばれし者が目覚めるとされている氷魔法保持者の彼女は権力争いに巻き込まれ、他の主要キャラとも関わる運命にあった。

 さらにゲームでは語られていない権力争いが勃発しており、国王率いるレックス派と皇太后率いるレジーナ派が対立を深める中、極悪非道なレジーナ派が両親をはじめ、罪なき人々の命を狙ったことで、アザレアはレジーナ派の消滅に協力することになった。

 結果、レジーナ派は敗れ、無事に消滅することになったが、ウィスタリアに惹かれていたはずの三人の攻略対象者もアザレアに惹かれてしまい、ゲームにはない逆ハー展開が完成してしまう。