ゲームのラスボス(女)になった俺にも現実に戻る権利はある!

作者なんバ

主人公・悠貴は飛び降り自殺をした女性を助けようとして気絶した後目覚めると、乙女ゲーの登場人物、主人公の親友にしてラスボス・ロキシーの体に精神だけ入り込んでしまっていた。彼女はゲームの世界で死ぬ度にループを繰り返しており、ゲーム内で自身の目で見た事しかわからない自分よりも神の視点として乙女ゲーを見ている現実世界の人間に助けを求めれば死のループから逃げられると考え魔法を使ったせいだった。本来悠貴でなくこのゲームが好きな女性に助けを求める筈だったとロキシーは語るがそれは嘘で、悠貴にはその記憶がないが両親代わりの姉を喪った事で心に深い傷を負っており呼ばれるべくして呼ばれた存在だった。死のループに巻き込まれない為に登場人物達とゲームのイベントをこなしクリアに近付くうちに記憶を取り戻し苦悩したり、ロキシーの諦観に触れる事になるがゲーム世界で成長した悠貴は『全員で生き残り元の世界に帰る』という目的を曲げない。ラスボスとして今回も殺されかけるも無事回避したロキシーや友情を培った仲間に見送られ、最愛の姉が死んだ事実に向き合い墓参りをすべく元の世界に戻る悠貴。