上宮の微瑕 かみつみやのびか

作者平群るい

日本の歴史上唯一の、臣下による天皇暗殺、崇峻天皇暗殺。
その夜、一人の乙女が浴びせられた言葉は、やがて現実のものとなる。
そののち、その乙女から生まれた子は、山背大兄王(やましろおおえのおう)と名付けられ、厩戸皇子の長子として育つ。
心優しく、賢く成長した山背だが、彼にはいつも不吉な噂が付いてまわ…

日本の歴史上唯一の、臣下による天皇暗殺、崇峻天皇暗殺。

その夜、一人の乙女が浴びせられた言葉は、やがて現実のものとなる。

そののち、その乙女から生まれた子は、山背大兄王(やましろおおえのおう)と名付けられ、厩戸皇子の長子として育つ。

心優しく、賢く成長した山背だが、彼にはいつも不吉な噂が付いてまわった。

大王殺しの子。

完璧なはずの厩戸皇子一族「上宮王家」のほんの小さな瑕。


そんな彼の心の支えは、彼を慕う腹違いの妹、舂米女王(つきしねのひめみこ)だった。


しかし、蘇我馬子の孫、林太郎入鹿が舂米と出会ったことで、歯車はあらぬ方向へと走り出す。

それは一族滅亡の終わりの始まりだった。


本作は単独作品ですが、魔法のiらんどにて公開中の、「芹摘の娘」と繋がりがある姉妹作となります。

https://maho.jp/works/15591074771453338178

https://maho.jp/works/15591670281202228350