結婚を控えた大鳳梢絵は、親友の奈月に式の為のドレスデザイナーを紹介される。その人物はデザイナー名を美鳥と名乗る、初対面からとんでもない毒舌を放つオネエだった。親の決めた婚約者を受け入れる梢絵に美鳥は、ドレスは仕立てるが、それには身の丈に合った恋を自覚してもらう必要があると告げる。正反対な二人だがア…


◆ストーリー概要および物語の設定




 結婚を控えた大鳳梢絵は、親友の奈月に式の為のドレスデザイナーを紹介される。その人物はデザイナー名を美鳥と名乗る、初対面からとんでもない毒舌を放つオネエだった。親の決めた婚約者を受け入れる梢絵に美鳥は、ドレスは仕立てるが、それには身の丈に合った恋を自覚してもらう必要があると告げる。正反対な二人だがアトリエでの打ち合わせを重ねるうち、梢絵は徐々にカリスマと呼ばれる美鳥の本音を知っていき、ドレスが出来るまでの間、美鳥は梢絵に「恋とは何なのか」を教えていく。


 しかしついに最終調整を済ませるばかりとなった頃、梢絵は美鳥の留守中にアトリエ内のある物を見てしまい、帰ってきた美鳥に拒絶されてしまう。

 話してくれない美鳥、そして突如現れた美鳥の過去を知る女性。一方で、ある衝撃の事実を知ることになる婚約者。様々な思惑が絡み合う中、ついに結婚式当日を迎えて──


 等身大の自分をどうすれば認めてあげられるのか。誰かの意見を聞き、誰かに押された背中は心強いけれど、本当に自分の求めるものはその先で見つけられるのか。

 Z世代として社会に踏み出す読者の心と未来への向き合い方に、もう一つの選択肢を提示する成長型ラブストーリー。