花想結愛(はなそう ゆあ 41)は軽井沢で一人暮らし。役所の非正規職員と塾講師を掛け持ちしている。20代の時に病気で子宮を全摘し、当時、婚約していた恋人に「子どもの産めない結愛とは結婚出来ない」と言われて破談になって以来、「子どもの産めない体の自分は誰とも恋愛や結婚する資格がない」と思い、自ら恋愛…

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これは奇跡なんかじゃなくて運命。君と僕が出逢ったのは運命。運命の恋なんだ。恋の神様はいつも気まぐれで悪戯好き。

ある日突然、私の目の前に恋乃王士(こいの おうじ 24)が舞い降りた……。


花想結愛(はなそう ゆあ 41)は昔、病気で子宮と同時に婚約者も失ってから、自ら恋や愛を遠ざけて生きている。

だがある日、バイト先の塾の生徒の澪(16)から一枚の舞台のチケットを貰う。それは今を時めくアイドル・恋乃王士の舞台。アイドルや恋乃には興味のない結愛だが、恋乃の舞台を観て、昔からの夢である「脚本家になる」という自分の想いを思い出す。舞台で結愛の近くの空中を舞って飛んで来た恋乃の腕からブレスレットが外れ、結愛の所に飛んで来る。結愛はそのブレスレットを恋乃に返そうと手紙に同封して送る。そして、それを機に思いがけず二人の遣り取りが始まり、恋乃と結愛は次第に心の絆を深め、恋に落ちる。

しかし、恋乃のトップアイドルという立場、恋乃に恋する気の強い美人女優・涼風モナ(すずかぜ もな 23)からの嫌がらせ、等、様々な困難が降り掛かる。


一通の手紙から始まる運命の恋。人と人との想いは時間も距離も越えて繋がっている。