魔法のiらんど大賞2021 コミック原作大賞様 応募用のプロットです。
「お前、これから異性の体液を摂取し続けなければ死ぬぞ」
異世界に落とされた少女ニチカは『魔女』と名乗る男の言葉に絶望する。
体液。つまり涙、唾液、血液、もしくは――いや、キスでお願いします。
そんなこんなで元の世界に戻るため、…

ある日、何の前触れもなく異世界に叩き落された女子高生のニチカは、ひょんなことから「偽りの恋人(フェイクラヴァー)」と呼ばれる奇妙な薔薇に寄生されてしまう。


苗床にされ、息も絶え絶えのニチカを助けてくれたのは、森の中で怪しげな魔法道具を発明する男、オズワルドのキスだった。

「フェイクラヴァーの成長を抑制できるのは異性の体液だけ」という衝撃の事実に、ニチカは言葉を失う。


体液。つまり涙、唾液、血液、もしくは――いや、キスでお願いします。


今のは応急処置であって、根本的な治療法は知らないと聞かされ落ち込むニチカ。

だが、物事は前向きにをモットーに、元居た世界への帰還+フェイクラヴァーの除去を目指す。


そこで目をつけたのが、これから旅に出ると言うオズワルドだった。

彼についていけば、自分も何か手がかりを掴めるのでは?と思い、大胆にも弟子入りを志願する。


最初は渋っていたオズワルドだったが、彼女とのちょっとした賭けに負けて結局は保護者を引き受ける事に。

二人の契約内容は「ニチカは弟子としてできる限りの雑用を引き受ける」⇔「それと引き換えに、オズワルドは日に一度、なんらかの体液をニチカに与える事」


そうして二人(+もふもふの喋るオオカミ使い魔)の珍道中は始まった。


傲慢でひねくれて口が悪い(けど美形で天才な)師匠と、ひたむきで一生懸命な女子高生が旅をする内に反発したり軽口を叩き合ったり一線踏み越えそうになっちゃったり……でも、ゆっくりと距離を縮めていく、じれじれ恋愛ファンタジー。