あなたは私のお気に入り

作者福岡千春

企業立病院にて薬剤師として働く飯星あかり、二十八歳。帰宅途中で暴漢に襲われた私を助けてくれたのは、見ず知らずの眉目秀麗な男、久瀬ひばりだった。

のちに彼と再会を果たしたけれど、ひばりはその夜の出来事をまったく覚えていないと言う。あんなに衝撃的な現場に遭遇しておきながら記憶のかけらも残っていないこ…