ーー遠い遠い惑星の、また昔、昔の物語。

 その惑星には、身体のどこかに文字が刻まれている人々が暮らしていた。刻印は何らかの獣の名で、力の制御を覚えると、その獣に変化できる。彼らは自らを「刻人」と呼んでいた。
 さて、刻人の住まう東側の大陸には、大陸全土に覇を唱える国家『大藍帝国』がある。この国…