【コミックシナリオ】こちら後宮、華の薬湯屋

作者優月アカネ

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実家の漢方薬局に勤める薬剤師・林莉子は梯子を踏み外して高所から転落。その拍子になぜか異世界転移してしまう。人狩りに遭遇し、とっさに麻袋を被って茂みに隠れたものの、見つかって後宮に売り飛ばされてしまう。ひどい火傷のため麻袋は外せないと主張する莉子。醜女ならばと女官になることは免れ、後宮湯屋の番台として雇われる。不気味な莉子を小馬鹿にする姫たちだったが、薬剤師の知識を生かして薬湯や湯上りの冷えた美肌茶、健康相談といったサービスを始めるうちに、湯屋は繁盛していく。ある日、営業後に美しい男二人組が湯屋を訪れる。麻袋を被った莉子を馬鹿にし、横柄な態度をとる男だが、薬湯に満足して帰っていく。実はこの二人、お忍びで訪れた皇太子と側近であった。

後宮の姫たちの信頼を得て、仲を深めていく莉子。しかし彼女をよく思わない姫もいた。莉子は嫌がらせで賊に襲われるが、皇太子に助けられる。このとき被り物が外れ、皇太子は初めて莉子の素顔を目にして顔を赤く染める。

莉子は後宮に流行る病を解決したことから薬医官として認められ、湯屋の片隅に診療所を開く。皇太子から帝が病であるという話を聞き、診察に行くことになった――。