流転のニルヴァーナ~それはとどのつまり、私が祖国を滅ぼした暴君を愛しているということ。~

作者蛮野晩

サクヤが【新緑の国】の国王に即位した翌日、国が滅亡した。
大国【赤の国】から侵略を受けて即位二日目にして滅亡したのである。

サクヤは生まれた時から植物を甦らせる不思議な力を持っていた。
その力のおかげで『新緑の巫女』と呼ばれながらも兄王から疎まれ、辺境に追放されてしまっていたのだ。
辺境の地でも…