後宮の麗人~乙女は刀で心をつかむ~(シナリオ版)

作者湊祥

若き皇帝が治める、広大な国家華王朝。
皇后不在の後宮では女官が立て続けに行方不明となり、物々しい空気に包まれていた。
そんな中、皇帝と旧知の仲である朱鈴舞(しゅ りんまい)はその武芸の実力を買われ、四夫人の一人である林徳妃(りん とくひ)の専属武官として後宮入りすることになる。
だがしかし、なぜか…

皇后不在の華王朝の後宮では、立て続けに女官が行方不明になっていた。そんな中、皇帝の劉銀と旧知の仲である鈴舞は、武芸の才を見込まれて皇帝の寵姫である林徳妃の護衛になるよう命じられる。しかも、男装をして宦官のふりをしろという条件付きで。無茶な要求を不満に思う鈴舞だったが、皇帝の命令は絶対であるため渋々受け入れる。林徳妃や幼馴染で武官の祥明、同じく武官の光潤などと共に、持ち前の真っすぐさと武術の腕で事件の真相を探っていく鈴舞。行方不明になっていた女官を保護したり、祭りで女装をして刀舞を披露したりする中で、林徳妃以外の四夫人である白賢妃、姚淑妃、梁貴妃に容疑者は絞られるが、決定的な証拠は得られずにいた。しかし、武家出身の白賢妃の行動から、鈴舞は彼女が犯人であることを突き止める。年嵩の白賢妃は若さを保ち懐妊をするために、若い女の生き血を薬や美容に使う目的で女官を誘拐していたのだった。白賢妃は極刑を言い渡されるが、人間性に惚れこんでいた鈴舞は彼女を逃がしてしまう。しかし白賢妃を殺したくなかった劉銀はほっと胸をなでおろす。そして実は鈴舞に惚れている劉銀は今後も彼女に後宮に居続けるよう命じるのだった。



この作品は「後宮の麗人~乙女は刀で心をつかむ~」をコミック原作化したものです。


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