お伽話に取り残された私の話 ―改稿版―

作者ヴィルヘルミナ

愛していた彼は、幼い頃から尽くし続けた私を残して美しい王女さまと結婚した。
平民である彼と王女さまのお伽話のような結婚の6年後、独り静かに暮らす私の家へ、彼が迎えに訪れて――。
謎の多い護衛騎士、火の精霊、老齢の使用人たちに囲まれて、幼馴染の息子の教育係として公爵家で過ごすうち、美しいお伽話の真実…