夜が明けてもそばにいる

作者シュリ

 明日なんて来なければいいのに――
 少女マリーは引っ越し先の古い屋敷で物置部屋に取り憑いている亡霊と出会う。継母と姉から虐められる日々の中、彼の現れる夜だけがマリーの心の救いだった。
 ある日を境にマリーは不思議な夢を見るようになる。住んでいる屋敷の夢なのに、庭園の様子も登場人物もまるきり違う。…