残念チート「札師」の俺と、豪腕お祓いの狩屋さん

作者春登あき

春からの一人暮らしのためバイトに励んでいた、高校生の完塚律嗣。ある日彼が働くファミレスに、軽く負傷した美女と和装の男性という不思議な客がやって来る。
2人はいわゆる霊能力を持つ人間で、怪異を祓う力があり、「祓い師」を生業としている。そして、律嗣にも似たような力があると言うのだ。
しかし、律嗣の能力…

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■ストーリー概要および物語の設定

 春からの一人暮らしのためバイトに励んでいた、高校生の完塚律嗣かんづかりつ。ある日彼が働くファミレスに、軽く負傷した美女と和装の男性という不思議な客がやって来る。

 2人はいわゆる霊能力を持つ人間で、怪異を祓う力があり、「祓い師」を生業としている。そして、律嗣にも似たような力があると言うのだ。


 しかし、律嗣の能力は特殊なものだった。思いを込めながら書いた文字に強い力が宿り、強力な呪符が作れるが、彼自身は呪符の効力を発揮できない。一方、祓い師の女性・狩屋千歳かりやちとせは、力が強すぎるあまり呪符など祓に使う物をことごとく壊してしまうため、素手でぶん殴るという力任せな戦い方をしていた。


 怪異の脅威になりうるが、自衛できず狙われやすい律嗣を守る代わりに、呪符を作る「札師ふだし」になるよう求める千歳。利害が一致した2人は手を組む。


 共同生活を送り、仕事をこなす中で、息の合ったバディになっていく2人。

 その頃、日本各地で起きている怪異の遺骸盗難事件が、千歳を排除しうる凶悪な怪異を作り出すためだと判明する。


 律嗣の力を欲して奪おうとする敵との激しい戦いの末、律嗣と千歳を始めとする祓い師たちは、なんとか勝利をおさめるのだった。