沈黙を破る時Ⅱ 〔始まり篇〕

作者月宮冬雪

ベニヤ板がミシミシ音をたて、二本の紫煙が立ち上る小屋の中。湊と暁人は、それぞれの思惑を巡っていた。過去の思い出か、はたまた賭事の事か。それでも彼等の思考が終わるタイミングは、いつも決まって同じなのだった。




さあ、日替わり定食ならぬ日替わり小噺。彼等が繰り広げる世界を、どうぞご覧あれ。





『赦さない事を、許してほしいんだ』



『・・・貴方は、何処?』



『・・・・・・さあ?』