厨二病女神と✝強大な力を秘めし✝勇者(不可避)の俺

作者春登あき

岡本剛は、ゲーム会社でプランナーをしている29歳。6周年を迎えるロングヒットのRPGゲームにずっと携わっており、様々なキャラクターやモンスターの名称は必殺技など、いわゆる〝厨二病〟的なワードを延々とひねり出す日々の仕事にうんざりしていた。
ある日、交通事故に遭った剛は、不思議な空間で目を覚ます。そ…

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■ストーリー概要および物語の設定


 岡本剛は、ゲーム会社でプランナーをしている29歳。6周年を迎えるロングヒットRPGゲームにずっと携わっており、様々なキャラクターやモンスターの名称は必殺技など、いわゆる〝厨二病〟的なワードを延々とひねり出す日々の仕事にうんざりしていた。


 ある日、交通事故に遭った剛は、不思議な空間で目を覚ます。

 そこには眼帯をし、手に包帯を巻いたゴスロリ風スタイルの美少女・自称「女神」がいて、ゲームで楽しんだ分の特別サービスとして、剛の魂を自分が監督する世界へ転生させると言う。

 「どんな見た目がいいかしら?やっぱり髪は✝漆黒✝?」など、剛の転生をまるでキャラメイクのように進める女神は、格好や語彙からして明らかに厨二病を患っている。


 止めるまもなく勇者として転生させられた剛には、天賦スキル「女神の祝福」で、厨二病な技名を厨二病にキメキメで発するほどにより強力な技が使えるという、嬉しくない特典がついていた。


 不本意ながら勇者となった剛は、厨二病女神のサポートのもと、渋々魔王誕生阻止のための冒険に出る。技を使う度にメンタルを削られようとも守りたいと思えるような出会いもあって、剛は勇者としての役目を全うするのだった。