魔法のiらんどコミック大賞の応募作です。

【ストーリー概要および物語の設定】



 ここは魔法士が崇拝される世界『リグレッタ』。


 特異属性魔法の使い手であるアリカ・ヴィレンと、双子の兄キール・ヴィレンは、それぞれ師と共に世界を旅していた。

 魔法士の使命として各地の依頼をこなしながら魔法の修行に励む毎日。忙しくも充実した日々を送っていた。


 だがアリカたちの本来の旅の目的は、七年前にとある事件で失った兄リュカを探し出すこと。そして闇に葬られた事件の真相を明らかにすることであった。


 アリカの師ゼインとキールの師シルヴァは、兄を失った際に魔法を暴走させたふたりを救った人物である。彼らはかつて人間界を破滅の危機に追いやった『悪魔の大行進』を退けた生きる英雄であり、魔法士の頂点に立つ存在でもあった。


 十年前に起きた『悪魔の大行進』は、魔界の大魔王を筆頭とした精鋭悪魔による人間界の侵略を目的とした戦争である。当時ゼインとシルヴァの手によって絶滅させたと思われていたが、どうやらリュカはその残党に狙われたようで──?


 旅の最中で真相に近づくにつれて、アリカとキールは偽りの真実に隠された本当の世界の闇に触れることになる。