近くて遠い、エメラルド。

作者岡田朔

間欠性外斜視を原因にいじめを受け、高校生活を楽しめずにいた空野紬は、図書室で息を潜め、俯いた毎日を過ごしていた。

ある日紬は、眼科の前で同じ高校の先輩である紺野理人の眼鏡を踏んでしまう。裸眼だとまともに見えないという理人に、眼鏡屋までついてきてくれないかと頼まれ、紬は駅前まで付き添いをすることに…

近くて遠い、エメラルド。


空野紬そらのつむぎ

映画好きの高校一年生。

祖母の影響を受け、古いミュージカル映画が好きで、中学に続き高校でも演劇部に入る予定だったが、間歇性外斜視かんけつせいがいしゃしを理由にクラスでいじめを受け、現在は俯きながら毎日を送っている。



紺野理人こんのりひと

紬と同じ久坂高校の二年。

姉の影響で、子どもの頃からジャズダンスを習っていた。得意なのはスウィングダンス。

視力が低く、裸眼だとほとんど見えない眼鏡ボーイ。