ストーリー概要および物語の設定
小林海は彼女との修羅場を、心理学科の准教授舟渡克文に見られてしまう。
昼は真面目な事務員を演じ、夜は自由奔放にふるまっていた。海は見た目も性格も昼間とは別人のようだったにも拘わらず一目で克文に海だと見破られてしまう。しかも、宿が無いなら家に来ないかと持ち掛けられ胡散臭い克文を訝しみながらも、背に腹を変えられず承諾する。けれど、取り繕う必要のない克文との生活は思いの外快適だった。
一向に見返りを求めない克文を問い詰めると一冊のノートを手渡される。そこには、海の食事量・言動そして、自慰の回数まで事細かく分析されていた。
自己主張もなにもない心理学部の准教授・舟渡克文と昼の顔と夜の顔の二面性を持つ小林海との執愛ストーリー。