朝焼けに君がとけそうなので

作者那紘

自分の夢がなく親の期待を背負う有羽子と慕っていた兄の夢を代わりに叶えることこそが自分の夢と信じる瑠依。


クラスメイトながら一度も話したことがなかった2人は、ふとしたきっかけに深夜から明け方に河原でお互いの夢や家族のことを語り交流を始める。


やりたいことがないまま親に従い勉強に励む日々を過ごす有羽子と軽音楽部で同級生達とバンドを組みオリジナル曲でデビューを目指す瑠依。


瑠依との交流で自分は空想を広げることが好きだと気付いた有羽子は、初めて「絵本作家」という夢を持つ。


それぞれ夢を持ちお互いを励ます2人だったが、実は瑠依のバンドのオリジナル曲は全て亡くなった兄が制作をしたものだった。周りやバンドメンバーには瑠依作詞作曲と思われている。


書きたい物語のアイデアがあると嬉しそうな有羽子を見て感化された瑠依は、

ついに自身でも曲制作を始めるがうまくいかない。


一方有羽子も母親に夢を大反対される。


バンドメンバーとの衝突やライバルバンドの存在、オーディション、

理解が得られない親との関係性、勉強との両立、コンテストでの落選を乗り越えて2人が心を通わせながら夢を追うストーリー。