帝都幻獣記 ―行政特区「想影街」への片道旅?!―(コミック大賞応募作品)

作者穂波晴野

 舞台は近未来。IFの歴史をたどった2030年の日本――。

 1900年頃、ヒトと「怪異」が争う人怪戦争が勃発してから、約100年の時が経過した。
 異界から侵食してきた「怪異」から人類社会を守るため、政府は「護国庁《ごこくちょう》」を設立。
 戦争以来、怪異の存在は一般市民に広く知れ渡り、戦争…


ストーリー概要および物語の設定



 舞台は近未来。IFの歴史をたどった2030年の日本――。


 1900年頃、ヒトと「怪異」が争う人怪戦争が勃発してから、約100年の時が経過した。

 異界から侵食してきた「怪異」から人類社会を守るため、政府は「護国庁ごこくちょう」を設立。戦争以来、怪異の存在は一般市民に広く知れ渡り、戦争終結後は恐怖と畏怖の対象とされてきた。


 そんななか、日本国の首都「帝都ていと」に住む不良少年・ヨゾラは、風変わりなケモノと出会う。馬に似たそのケモノは「幻獣げんじゅう」と呼ばれる異界の生き物だった。


 そして翌日、条例に反して「幻獣」と接触したヨゾラには行政特区「面影街おもかげまち」への強制送還の処罰がくだった。


 「面影街おもかげまち」は国内で唯一、怪異が支配する特殊な街だ。

 100年前の戦争後、人間界に居残った怪異たちは、帝都の地下に広がる巨大空間に住み着くようになっていた。


 突如として異邦の街への片道切符を手にしたヨゾラの運命は――?