イツカの見つめた世界の終焉(コミック原作)

作者宇佐美ぱすた

 霊峰の麓にある村ミーシア。かつては世界中から訪れる巡礼者たちを相手にする商売で栄えていた。
 しかしここ数十年は巡礼という風習も時代遅れとなっており、訪れる者はほぼいない。
 村人は綿花の栽培を生業として細々と暮らしている。

 巡礼者を霊峰の山頂まで導く案内人としての仕事も、今となっては村長家…

ストーリー概要および物語の設定

 神を奉る霊峰への巡礼が、時代遅れと廃れた時代の物語。

 巡礼の案内人である少女ルナの目の前に、数十年ぶりの巡礼者として少年リオが現れる。彼には記憶がなく、ただ巡礼者としての証を持っているのみであった。


 ルナは彼を巡礼者として霊峰へ案内するがその道中で黒い霧と出会う。この霧はかつての大魔女イツカの死後の思念であった。

 イツカは、もしリオが神の祠に触れてしまったら、悪神が覚醒してしまうと警告するのであった。

 そう。人々に忘れ去られた神は悪神へと身を堕としていたのである。


 しかしリオは悪神の誘いに抗い切れず祠に接触。悪神を覚醒させてしまう。瞬く間に悪神と同一化してしまう世界。

 魔女イツカは最後の力でルナとリオを過去の世界へと送り届けた。


 この悪夢のような未来を回避するため、生前のイツカに協力を仰ぎながら過去の世界を時間移動しながら奮闘していくことになるふたり。

 この旅の中で失われていたリオの記憶も取り戻されていき、また、神が廃れた理由やリオの正体などが徐々に判明していく。