仙人タンガンにヌクとイオリを託され、ガラクタ泉の旅立ちから半年以上が経った。三人は、蘇生術文献『カローン』の著者、ブリッジャーの足跡を辿る為、独自の生業、舞踏・調教師がある『踊り子の街ドンキ』を目指す。


これは死を見つめる蘇生術師ソフィーの、新たな看取りの物語。

【シリーズ1】
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 ケルディンダ歴2463年——世界中央都市レイブルにて、一人の修道女が禁断の葬魔法『安楽死ネイシア』を悪用し、街に存在する全ての命を奪おうとした。しかし——術の強大な力に屈したのか、彼女の策略は失敗に終わったのだ。


 

 その地は緑の光に包まれ——蘇生術を凌駕し、完全なる死に引き摺り込まれる恐怖を覚えた人々は、この出来事を『魔女の白昼夢』と憎しみを込めて呼び始める。



 そしてギルドは反逆の修道女の処刑を、冒険者・死体回収屋に向け世界全土に発令する。



 その名も——『魔女狩り』である。




——タンガン回顧録 

 第二章『魔女の誕生』より——