娯楽倶楽部【Ⅲ】

作者猫麿

顔面優秀。スタイル文句無し。性格は超難ありのクズだけど、たまに優しい彼等。
この男達は、私の何処が好きなんだ…?

「俺は口かな?あと、喉」
「耳は俺のだからね」
「俺はねぇ、ヤッてる時の下腹部」
「乳だろ。小さいけど」
「ハルちゃんはカッコ可愛い顔だよねっ!」
「部位限なの…?じゃあ、んー、俺は…













好きとは、




心が惹きつけられること


気持ちにぴったり合うさま


... また、自分以外の誰かに興味を持ち、


精神的な関わりや肉体的な関わりを持ちたいと感じることも、

好きという気持ちの表れです。





──バタンと、辞書を閉じる。





だったら彼等の行為は、『好き』だから…?

そんな簡単な言葉で、片付けて良いものなのか?




ピロピロと震えるスマホ。


メッセージの送り主は、"愁"





『勉強してる?』





……うん。してるよ。



でも、どれだけ分厚い参考書を開いても、

難しい言葉が並んだ本や辞書を開いても、



娯部メンの定義は、私にしか解明出来ないらしい。