ナルキッソスの殉情

作者春名七虹

あなたが飲ませてくれる毒なら、私は喜んで口にする。そう言ったら彼は、いつもの酷薄な瞳と淡白な指先で、私を嘲るだろう。「そういうのって、本当、気持ち悪いって思わない?」いびつに捻じ曲がった透明な愛情に、ずっと、気づかないふりをしている。





私の純情と彼の殉情について。