あるところに心優しい雪の怪人がいた。




丸く固めた雪の塊を


ふたつ重ね合わせたような身体をしており、


手と足もあった。指はなく丸みを帯びていた。




雪の怪人は真っ白だった。




ちいさな目だけが黒かった。