涙、枯れ果てることもなく。

作者絢菜


1583年 賤ヶ岳の戦い。

秀吉「儂が信長様の敵を討ったから
次は儂の天下じゃ!」

勝家「織田をお主の好きにはさせぬわ!」

羽柴 秀吉は自らの天下を望み、
勝家は主家を守らんがため、
戦いました…。

しかし負けてしまった勝家は、
北ノ庄城に命からがら逃げましたが
秀吉の猛攻撃は途切れる事…



1583年 北ノ庄城の戦い。


勝家「お市、3人の姫を連れて逃げよ。」


またもや言われてしまいましたが、

お市は今回ばかりは従いませんでした。


お市「嫌にございます。茶々、初、江は

逃がしまする。その上で私はあなた様と

運命を共に致します。」


そこまで言われては勝家もそれ以上は

言えませんでした…。


やがて秀吉軍の放った鉄砲が天守閣に当たり

朱く燃ゆる天守閣の中でお市と勝家は一緒に死出の旅へと出てしまいました…。


※この小説は史実を参考に作者が考えたフィクションです。※