転生したらハルピュイアでした! 〜訳アリな彼と恋愛初心者な私の異類恋愛譚〜

作者巴 雪夜


 人間が事故で死ぬ確率をソシャゲのガチャ確率の如く引いて死んだ、はずだった。目が覚めてみるとそこは森の中で自身はシャロンというハルピュイアに生まれ変わっていた。そこそこ美人な姿に驚きながらもシャロンは思い出す、今はハルピュイアの成人の儀である婿探し中であることを。

 前世では恋愛など一度もして…


「どうしてこうなった!! 私は何故かハルピュイアに転生しているし!! 美人だけども!! 婿探しの儀ってなんだよ!! 前世でも恋愛経験のなかったど初心者だぞ!!」


シャロンは叫ぶ。

そう、彼女は交通事故で死ぬ確率をソーシャルゲームのガチャ排出率の如く引き当ててしまったのだ。そうして、異世界へと転生を遂げたのだが、彼女が転生した姿はハルピュイアと呼ばれる魔族や亜人種と呼ばれる存在だった。


見た目はそう、目麗しいけれど腕は翼のようになっている。足先だって鷲のようで人外であるのは間違いない。そんな状態で前世の記憶が蘇ってきたのだ、動揺も激しい。


けれど、もっと頭を悩ませることになることをシャロンはまだ知らなかった。


そんな彼女の人外転生から始まる恋愛譚。


表紙