「六ミリの坊主に刈って」ままちゃんに握らされたバリカンで、煙水晶の奥に青い炎を知った。駄目で勝手な男でごめんって落ち込まないで。足が速いけど、早くはならないで。

ままちゃん

 広い背中に飛び乗っても、ネクタイを引っ張っても、リングピアスに小指を入れて遊んでも、笑って許してくれる。

 ありったけの優しさで、私に自由をくれる。