そのカフェが売りにしているのは、見晴らしの良い窓側の席。ただ、この物語の舞台は、そこから一番離れたカウンター席。カフェを訪れている客、美緒。そしてカフェの店員である、加治。今日も、二人のゆるやかな午後が幕を上げます。
カフェテリアで飲む、コーヒーは。